便利さはもとより懐かしさも、
ふだん使いのスーパーから専門店まで揃う商店街立地。

丸屋町、菱屋町、長等の3つからなるアーケード商店街は、
通称「大津ナカマチ商店街」として親しまれています。
「フレスコ」や「フレンドマート」など日常使いのスーパーをはじめ、
老舗の専門店やフラワーショップ、グルメショップなど
新旧の店舗が並び、行きつけの店が増えていく愉しみがあります。

太閤秀吉が築城した「大津城跡」や
花の御寺「三井寺」など、風情ある歴史の地を訪ねて。

琵琶湖水運に着目した太閤秀吉が、近江の拠点として築城した「大津城」。
「びわ湖浜大津」駅に近い湖岸には城跡碑があるほか、
物資が京へと運ばれる際に
馬車や牛車の刻まれた車石の轍が、往時の繁栄ぶりを物語っています。
また、西国三十三所の札所として知られる「三井寺」も近く、春には山桜やしだれ桜が咲き誇ります。

宿場町、港町、門前町という顔を持つ「大津百町」、
時を経ても変わらない賑いの中心。

京都から大津へ入った「八丁通り」には大名の宿泊所となった本陣や庶民の旅籠屋、
「京町通り」や「中町通り」には問屋や小売店、「浜通り」には蔵屋敷が並んでいました。
その賑いぶりから「大津百町」と称賛され、当時の名残ともいえる格子戸、犬矢来、
軒灯看板のある伝統的な町家が風情ある街並みを形成しています。